伊藤忠メタルズ株式会社
RECRUITING SITE
松岡
- Matsuoka -
Report
01
現在私たちのグループでは、RFID(Radio Frequency Identification)タグという、電波を用いてICタグの情報を非接触で読み書きする自動認識技術を用いたタグを、商材として取り扱っています。通常のRFIDタグでは、PETフィルム上にアルミや銅製のアンテナとICチップが搭載されていますが、このPETフィルムを100%紙製の基材に置き換えた、環境配慮型のRFIDタグを新規で取り扱っています。
今回の出張では、この環境配慮型タグ内のアンテナを製造しているドイツのメーカーと、そのアンテナをタグ(ラベル)化するポーランドの加工メーカーを訪問し、本タグの日本市場向けの販促活動状況と、今後の戦略について協議してきました。
Report
02
まず、今回の出張で初めてメーカーの工場(製造現場)を見学したことで、実際の製法やオペレーションについて、具体的なイメージを掴む事ができました。
日本市場向けの販促活動状況については、現在欧州では例がないような用途を検討中の案件もあり、メーカーとしても大変興味深く、日本での取り組みに対する評価をもらうことができました。
一方、各案件の実現に向けて、顧客側での製品の性能評価や価格交渉など、正式受注に向けて課題は多くあり、こちらから主体的にメーカーに働きかけてアクションを促す必要があります。特に欧米企業は急かさないと回答がもらえないこともしばしばあり、リードする事が重要だと実感しています。
Report
03
4日目の早朝にドイツからポーランドへ直行便で移動するはずが、出発の直前で便がキャンセルに。なんとかコペンハーゲン経由の代替便を手配してもらい、ポーランドに移動はできたものの、訪問先に着いたのは午後7時近くでした。本来であれば日中に打合せを行い夜は会食、という流れでしたが、急遽先方がデリバリーのピザを用意してくれて、ピザを囲みながら打合せをした事がとても印象に残っています。
こちらの都合で遅れたにも関わらず、夜遅くまで付き合ってくれたこともあり、むしろ関係性が深まったと感じました。
出張タイムスケジュール
TIME SCHEDULE
22:00
羽田空港よりヘルシンキ経由でハンブルクへ出発。
9:00
メーカー担当者に空港に迎えに来てもらい、工場へ移動。
その後、打合せやアンテナの製造現場見学を実施。
18:00
メーカー担当者のチームメンバーと、地元のBeer Barにて会食。
本場ドイツビールを片手に、親睦を深める。
9:00
2日目の続きで残りの打合せを実施。
12:00
工場の食堂で昼食。
基本的に主食はジャガイモで、ベジタリアン用のメニューも。
15:00
ハンブルクの本社を案内してもらいつつ、会食の時間まで少し街中を散策。港町ならではの街並みが絶景。
7:00
早朝の便でポーランドの加工メーカーを訪問する為ワルシャワへ移動、のはずが直前でフライトがキャンセルに。その後代替便で移動。
19:00
メーカー工場に到着。工場見学と打合せを実施。
13:00
ワルシャワからヘルシンキ経由で羽田空港に帰国。
※所属・役職・仕事内容は取材当時のものです。