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女性社員座談会
Group Talk03
女性社員座談会

それぞれの歩幅で
長く働き続けられるヒミツとは

3名の女性社員に入社の経緯や仕事のやりがい、今後の展望を伺いました。入社の経緯や担当する仕事はそれぞれ異なるものの、女性ならではの鋭い視点や気づきのあるトークが繰り広げられました。入社時に感じたギャップや今後のキャリアビジョンにも注目です。

Profile

プロフィール

スタッフ職

リサイクルビジネス推進事業部
ファシリティマネジメントグループ

小佐野 沙希

Osano Saki

2011年 中途入社

前職では営業職として活躍。当社で派遣社員の事務担当として勤務するも、共に働く仲間の人柄に感化され、正社員登用を経て正社員として入社。

スタッフ職

リサイクルビジネス推進事業部
自販機グループ

大磯 友里菜

Oiso Yurina

2014年 新卒入社

大学では教育学を専攻し、英語の教員免許を取得。海外の文化や英語を教えるよりも、自ら海外との接点や英語を使う仕事に携わりたいと考え、2014年新卒入社。人事・総務グループで採用や研修に携わった後、2021年より現部署にて活躍中。

スタッフ職

金属原料事業部
東京金属リサイクルグループ

安田 莉菜

Yasuda Rina

2021年 新卒入社

大学では文学部にて西洋美術などの比較芸術を専攻していたが、かつて商社でイキイキと働いていた祖父の影響を受け商社を志し、2021年新卒入社。

Talk01

入社のきっかけと
入社後のギャップについて。

小佐野

休日出勤が多く有給も取りにくいという前職(営業職)の経験から、プライベートとの両立を目指し事務職で転職活動を行う中で縁があり、当社で派遣社員として働き始めました。次は長い目で見て働ける仕事に就きたいという想いが叶えられそうだったことと、ここで働くうちに感じた仕事のやりがい、社員の皆さんの人柄の良さに惹かれ、正社員として入社させていただきました。

安田

鉄鋼商社で夢中になって働いていた祖父の影響を受け、私自身もこの業界に飛び込みました。また、「長く働ける」という軸も大切な志望動機でしたが、当社は伊藤忠グループという安定した基盤に加え、女性が多く活躍されているのが印象的で入社の決め手となりました。

大磯

中学生の頃に2年間ほどアメリカに住んでいた経験から、海外と関わる仕事に就きたいと漠然と考えていました。初めは軽い気持ちで説明会に参加しましたが、選考が進む中で受付の人事の方が私の名前を呼んで出迎えてくださり、学生を大切にしてくれている会社なんだと感じました。また、選考過程で先輩社員とお話しする機会も多く、イキイキと働かれている先輩方を見て自分もそんな風に働きたいと思い入社を決意しました。

安田

実際に入社して、想像していた以上に男性も女性も子育てと両立しながら働いている方が多いことに驚きました。私のグループでは男性も含めて、お子さんに何かあったときでも急遽休みをとれるようにグループ全体で柔軟にサポートする体制が整っています。

大磯

私は正直、商社って激務だと覚悟していたのですが、自分で業務管理をしっかりすれば休暇も取りやすく、むしろ学生時代よりも休みが取れているのでいい意味でギャップを感じました(笑)

Talk02

担当する仕事の難しさや
やりがいはどこにありますか。

安田

鉄スクラップを扱っているグループに所属しています。簡単に言うと、エンドユーザーである鉄鋼メーカーの需要に合わせて、鉄スクラップの供給を行っているディーラーと鉄鋼メーカーの間に立って商売をしています。スタッフ職として配車手配や納入管理、支払、請求などの処理を行っています。取引先がかなり多いのですが、支払や請求の方法もさまざまですし支払期日もタイトなので、自分のスタイルを確立するまでは苦労しました。
特にこの業界では16時にスクラップの価格変更があります。価格変更があると対応に時間が必要となるので、予め変更を見越したうえで業務調整を行う必要があります。お客様とお話しする機会も多く、会社の窓口として応対させていただくことは責任感とやりがいを感じています。

小佐野

私はファシリティマネジメントグループに所属しています。コンビニ店舗や飲食店の閉鎖や改装に伴って発生する什器や設備を回収し、適正にリサイクル・リユースすることでお客様の法令遵守やコスト削減をサポートするサービスを行っています。そこで得たノウハウやネットワークを基に、新規ビジネスの開拓にもつなげています。
その中で、新規ビジネスの立ち上げや業務フローの構築、スタッフの育成といった業務に携わっています。グループの組織目標や方向性を理解し、組織員に対して落とし込み意識統一を図っていくことは、各々の立場での考え方や意見があり、課される役割も異なるので難しいなと思う事もあります。その中でも「どうすれば相手に伝わるか」「ビジョンに到達するにはどこを強化すべきか」を考え、一人ひとりと向き合っていくことにやりがいを感じます。

大磯

私は小佐野さんと同じ事業部の自販機グループに所属しており、業務内容もほぼ同じですが、商材が違うとイメージしてもらえばわかりやすいと思います。その名の通り、廃棄される自動販売機を取り扱っています。私たちが飲料メーカーから廃棄する自動販売機を回収し、スクラップ業者に処理をしてもらいます。すべてが有価物としてリサイクルはできないため、同時に産業廃棄物として適正に廃棄するための産廃廃棄業務管理代行もしています。決して派手な仕事ではありませんが、循環型社会実現に向けこれだけリサイクルの必要性が叫ばれている中、最前線で携わっていることに誇りを感じます。また、資源循環ビジネスに関する外部表彰を受賞した際、お客様や社内からの反響がとても多く、このビジネスの価値に改めて気づくことができました。
同時に、産業廃棄物に関わる法律はかなり厳しく、自分の知識不足によって法律違反を起こしてしまうと、お客様に多大な迷惑をかけてしまうため、より一層気を引き締めて業務に当たらなければならないと実感しました。

小佐野

そうですね。リサイクル分野だと法律も頻繁に変わるので、上司が中心となって勉強会を開いてくださることもありますし、最近は社員が自主的に専門知識の勉強会や資料収集を行う動きもあります。また、協力業者の方々に向けて定期的に勉強会を実施したりしています。

大磯

ほかの部署でも、業務に必要な専門知識の勉強会や研修サポートを行っているとよく聞きます。会社全体として、フォロー体制が整っているなと感じますよね。

安田

勉強会とは異なりますが、新入社員研修の一環でビジネスマナーや基礎知識だけでなく、滋賀県にある「伊藤忠創業の地」を訪れて、会社のルーツをしっかりと学ぶ機会があったことは印象的でした。

大磯

伊藤忠グループの研修にも積極的に参加しているので、会社を超えたつながりが構築できるのも魅力的です。私たちは商社なので、人脈作りに視点を置いた環境を用意してくださるのはありがたいですね。

Talk03

女性目線での職場環境や
ワークライフバランスについて。

小佐野

私は子どもが2人いるのですがフレックスタイム制度をよく活用しています。子どもの体調が悪いときなど病院に連れて行ってから出社したり、退社後に時間を確保したりできるのでとても助かります。
また子どもの保育園や学校行事の際にも休みを頂いたりしますが、子育てと仕事の両立について理解してくださる環境がとてもありがたいです。

大磯

休暇や働き方について言うと、カレンダー通りに土日祝日はしっかり休める上、有給休暇も取りやすいので、コロナ禍前は毎年1週間ほど休暇を取得して海外旅行に行ったりしていました。また、上司が残っているから帰りづらいという雰囲気も無いので、自分の仕事が終わったら帰っています。

安田

本当に予定が立てやすいですよね。定期的に上司と面談があり、業務量もしっかり把握してくださるので業務に追われて残業が続くということもほとんどありません。フレックスタイム制度を活用し業務やご家庭の都合に合わせて、臨機応変に対応できるところがいいですよね。例えば、朝早く出社し夕方の4時に退社する方もいらっしゃいます。

小佐野

やはり皆さん協力的というか、会社の制度としても認めている部分もありますし、使える制度もたくさんあります。例えば、子どもが小学校入学前までは1人につき5日の看護休暇が付与され、有給休暇とは別に休みを取れる制度があるので、子どもが小さく体調を崩しやすい時期にはとても助かりました。

大磯

子育てしている女性だけでなく男性も看護休暇を取得していますよね。私が入社した時よりもグンと増えている印象です。
本来看護休暇は休暇だけ与えれば法律上はクリアなのですが、当社の場合は有給扱いで給与もしっかり支給されるのでありがたいですね。ちなみに、看護休暇だけではなく、当社で取得できる休暇のほとんどが有給扱いです。またお子さんが小学校を卒業するまでは短時間勤務ができるので、保育園のお迎え時間に合わせて活用している方もいらっしゃいます。

小佐野

部署にもよると思うのですが、お子さんのいらっしゃる女性営業職の中には海外を飛び回っている方もいらっしゃいます。もちろんご家庭の協力があってこそだと思いますが、必要な人は休暇や時短制度を活用できる一方で、活躍できる環境も整っていると感じています。

Talk04

今後のビジョンや
チャレンジしたいことを
教えてください。

大磯

現在の部署へきて2年経ちますが、まず3年はしっかりと知識をつけていきたいと思っています。部署が変わるとやることもガラリと変わるので、常に違う仕事をしつつキャリアを積んでいきたいです。
プライベートでは、産休・育休から復帰して活躍されている先輩を沢山見ているので、自分の生活環境が変わることに不安はありません。逆に、仕事のために何かプライベートを諦めなければいけないことも無いので、色んなことに積極的に挑戦しようと考えています。

安田

私は入社2年目なので、まずは同じグループの方から安心して仕事を任せていただけるような存在になるのが第一の目標です。新入社員時代には本当にたくさんの方からサポートしていただいたので、いずれ自分も新入社員から頼られる存在になっていたいと思います。
「ライフステージが変わっても仕事を続けている」というのが私の就活の軸でもあったので、長く働いていけるよう仕事とプライベートをうまく両立させていきたいです。

小佐野

いいですね。私は今まさに、仕事と家庭の両立を模索しながらバランスを取っているところです。やはり、子どもの年齢が1つ上がれば悩みや生活も変わりますからね。 数年後も、母であることには変わりありませんが、ひとりの人間としての幅や可能性を広げ、自分と向き合う時間を持ちたいです。また、今の私と同じような環境で頑張っている後輩や仲間の手助けをしながら一緒に頑張っていければと思っています。

※所属・役職・仕事内容は取材当時のものです。

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