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駐在員レポート

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鴫原祐樹

鴫原 祐樹

Shigihara Yuki

駐在地
バンコク
入社年
2004年 新卒入社
所属部署
伊藤忠タイ会社 金属部
出身学部
経済学部 経済学科

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01

現在の仕事内容、役割を教えてください。

2022年4月より伊藤忠タイ会社の金属部にて勤務しております。 部署のミッションとしては、新たな柱となるビジネスを築き上げること、そして既存ビジネスの変化に対応していくことです。現在金属部には日本人駐在員2名、ナショナルスタッフ10名が所属しており、私の仕事内容は、日系自動車メーカー向けTier1としての部品供給、製罐メーカー向けアルミ材供給、そして化学品メーカー向け金属シリコン原料供給を中心に、様々な分野の開発営業や投資検討に関与しています。
役割としては、日系取引先との交渉、新たな情報収集・発信、新規ビジネスプランの立案、またタイ人スタッフから、取り組んでいる案件の方向性を示すよう求められることも度々あります。

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02

仕事の難しさや醍醐味、
やりがいを教えてください。

近年は投資恩恵を受けられる中国企業がタイ進出を加速している中、競合が増え、ビジネス環境も日に日に厳しくなっています。そんな中でも顧客からのニーズをいち早く汲み取り、より付加価値のあるビジネススキームを提案・構築しています。日本流のきめ細やかなサービスを通じて、顧客からの良い反応が得られた時には、大変やりがいを感じます。
また、ナショナルスタッフとチームを組み、高い志を持って役割分担しながら協同し、成功した時に喜びを分かち合えることは、仕事の醍醐味でもあります。

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03

駐在地の特長や、
日本との違いに驚いたことを教えてください。

東南アジアの中心にある立地でインフラ整備も充実しているタイでは、自国内部品材料調達率が高く、裾野産業も充実しています。日系企業の活動社数が約6,000社、日本人在留者も約82,000人(内、バンコクは約60,000人で都市別では世界No.2)と多く、一定以上の日本人マーケットと需要があります。親日国であり国民性も温和で、日本人にとっては大変馴染みやすい国だと思います。バンコク市内で日本人が多く住んでいるエリアでは、日本の食料品や生活用品の調達、医療なども含めて特に不自由はなく、生活面で困る事はほぼないです。
日本との違いに驚いたことは、お寺の多さと仏教への信仰心が日本とは比べものにならないことです。例えば、街にはオレンジ色の服で行乞するお坊さんがいますし、電車の優先席の対象にはお坊さんも含まれます。どの建物にも神様が祀られており、神様の前を通るときに一礼する人も多く見受けられます。

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04

印象に残っているエピソードを
教えてください。

タイではオーナー企業の経営者や幹部の方と面談させていただく機会が多く、そこから得られる情報や意思決定、周囲の巻き込み力、アクションの速さに、いつも驚きとともに大きな刺激を受けています。変化の激しい現在の世の中では、ビジネスを創るためにそのようなスピードが重視され、何か良いアイデアが出たら、即座に関係者を巻き込み、行動に移す重要性について深く考えさせられました。私もその点を強く意識しながら、自己成長に励んでいきたいです。

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05

今後、チャレンジしてみたい仕事を
教えてください。

これまで培ってきた経験・人脈などを十分に活かし、ナショナルスタッフと共にタイ会社金属部で次の世代に繋がる柱となるような、新規ビジネスを創出したいです。そのビジネスは、SDGsや環境に配慮されること、人々の幸福や豊かさに繋がるようになることを常に考えていきたいと思います。これからも駐在生活で得られる貴重な経験と、人との出会いを大切にしながら、失敗を恐れず何事にもチャレンジしていきたいと思います。

※所属・役職・仕事内容は取材当時のものです。

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04

重森翔

重森 翔

Shigemori Sho

出張地:
アラブ首長国連邦、サウジアラビア

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