原料分野

金属けい素はアルミ合金の添加用途や、シリコン樹脂、ソーラー用や半導体用等のシリコンウエハーの出発原料に使用され、国内外問わず様々な産業向けに安定供給を行っております。

銅は熱伝導率、電気伝導率が高いという性質から日常のさまざまな製品に使用されている金属です。パソコン・携帯電話等の電子機器、自動車の部品や電線等、色々なところで使用されています。今後、脱炭素化の流れ(EV自動車向け等)から銅需要は堅調な伸びを予測しており、貴重な資源となる銅スクラップの安定調達・リサイクルフロー構築に向け取り組んでおります。

アルミスクラップを主原料とするアルミ二次合金地金は新地金に比べわずか3%のエネルギー消費で再生される省エネ商品です。
用途はアルミ缶から自動車部品まで身近で幅広く使用されています。

亜鉛には鉄の腐食を遅らせる(犠牲防触)作用があり、様々な鉄鋼製品が亜鉛めっきされております。
主要用途：自動車鋼板、建築資材、インフラ関連等他にも伸銅品、ダイカスト、亜鉛華等の用途もございます。

軽量、高比強度、高耐食性、そして高級感と言った金属素材に求められるほぼ全ての要素を兼ね備えた金属、それがチタンです。
これらの特色を活かし、チタンは宇宙航空分野の特殊用途から、医療用等幅広く使われています。
当社は展伸材から、スーパーアロイ・鉄鋼・その他添加用途に至る全ての分野の原料を取り扱っております。
加工の際に発生するスクラップの委託溶解・圧延を含めて、原料から中間材料をリサイクル観点から、一貫して取り扱いしております。

主にチタン合金を作るために使用される母合金塊・粉末を取り扱っております。

主用途は航空機エンジン、発電用タービンブレード、自動車用ターボチャージャー等に使われる耐熱合金(スーパーアロイ)です。その他非鉄合金や溶接材料の原料としても使用されています。

金属強度の改善及び金属組織の微細化の為の材料で、アルミ缶・アルミサッシ・アルミ箔といったアルミ製品を製造する際に使用されます。